フリーランスは自由気ままなイメージを持たれがちですが、実際は色々なストレスを抱えています。
たとえば、よくあるフリーランスのストレスとして挙げられるのが、孤独のストレスです。
一人だけの仕事は、煩わしい人間関係がない利点はありますが、誰とも話さず自分だけの空間で黙々と仕事をするのは案外寂しいものです。
モチベーションを上げるのもなかなか難しくなってきます。
もし孤独のストレスを感じたのなら、積極的に外に出るようにしましょう。
イチオシするのが、コワーキングスペースの利用です。
同様の働き方をする人がよく利用する場所なので、仲間意識を持ちながら仕事に取り組むことができます。

次に挙げられるのが、将来への不安のストレスです。
フリーランスという働き方は安定したものではなく、先が見えない仕事です。
ほとんどの人が常に大なり小なりのプレッシャーを抱えています。
人によっては、将来行き詰まる可能性に怯えて、どんな仕事でも受注して、自分の首をしめてしまうようなケースもあります。
もし、そんな不安を抱えているのであれば、第三者のコンサルを受けてみることをおすすめします。
コンサルタントからのアドバイスを受ければ、自分が置かれている状況や今やるべきことを把握できるため、冷静に動くことが可能になります。

そして最後に挙げられるのが、心から休めないストレスです。
フリーランスになると、労働時間を自由に決められるため、オンとオフの境界線が曖昧になりがちです。
休みの日でもこまめにメールチェックしたり、スキマ時間に仕事を進めるような人もいます。
長期的なパフォーマンスという面を考えてみても、そのような仕事のやり方はおすすめしません。
常に懸命に働こうとする姿勢は素晴らしいですが、必死に働くほど、頑張れるモチベーションは削られてしまいます。
そうならないためにも、タイムスケジュールは徹底して守り、オンとオフの切り替えをしっかり行うようにしましょう。
オフの楽しみがあれば、早く終わらせたい気持ちが高まり、より効率的に仕事をこなそうと思えるものです。

このように、独立すると孤独に苛まれさまざまなストレスを抱えがちになります。
しかし、上記で挙げたように自分なりに対処し上手く立ち回ることで、人間的にひと回り成長できるでしょう。