個人事業主のエンジニアとして働き始めると、自分の判断で決定できる事柄が大幅に増えます。
これを前向きにとらえる人がいる一方で、所属組織からのサポートがなくなることを不安に感じる人もいるでしょう。
しかし、個人事業主は孤立無援の存在ではありません。
分野によっては専門家に相談することもできますし、自分で取り組む部分についても、いくつかの自己投資を忘れなければ難しい働き方ではないのです。
まず行うべき自己投資は、自分自身の健康維持です。
自分が体調を崩せば、そのぶんスケジュールが遅れます。つまり、収入額に関わってくる大事なポイントとなるのです。
ちょっとした不調であっても仕事の効率が低下し物事の判断もしにくくなるため、心身の健康は最優先で考えるべきでしょう。
次に投資すべきなのは、知識の吸収です。
エンジニアの世界は日々進歩しているため、最新事情に精通する必要があります。時には業務とは別に勉強の時間を確保する必要もあります。
これは仕事の依頼に直結する大事なポイントになるため、おろそかにはできません。
次に投資すべきなのは、仕事を行う環境です。
コンピュータ、机、イス、照明、これらの道具はできるだけ妥協しないほうが良いでしょう。質の高い結果を残すには、なるべく質の高い道具が必要です。
不意の故障などに備えて、予備の道具をそろえることをおすすめします。故障などで仮に締め切りに間に合わなかった場合、その取引相手とは二度と仕事ができない可能性もあるからです。